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趣味は写真と旅。仕事は障がいのある方が通う作業所職員で、利用者さんと日々奮闘してます。


by mari8841
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日々勉強

3/1
ヘルパー講座9日目。
今日のテーマは、
・介護事例検討
・相談援助とケアプランの方法

大学で習ったことがまた出てきたり、新たに知ることだったり、
いまは毎日の勉強が面白い。
現場経験のある先生達の話を聞いていると、
楽しみになる時もあれば、不安になる時もある。
自分がこの仕事をやっていけるのか、生活できるほど稼げるのか。
不安は大きいけれど、そんな中でもこういうことやりたいんだ、
って自分の気持ちを再確認しているような日々。

今日特に印象に残ったこと。
○ヘルパーは臨機応変、柔軟に。≠いきあたりばったり。
○相談技術として、バイスティック*の7つの原則



1.個別化の原則
利用者や家族の個別的なニーズや生活状況に応じて個別的に対応すること

→'高齢だから○○'、'義歯だから○○○'と括らずに。
 一人一人、個人として見る。

2.意図的な感情表出の原則
利用者や家族が感情を自由に表現できるよう対応すること

→信頼してるからこそ表現してもらえる。
 だから傾聴と受容が大切。

3.制御された情緒関与の原則
利用者や家族の感情を温かく受け止め、表現された感情の
意味を理解し、援助目標に沿った反応を示すこと

4.受容の原則
利用者や家族のあるがままの姿や気持ちを、そのまま受け入れること

→受容≠是認

5.非審判的態度の原則
相談者の価値観や社会通念で、利用者家族を評価しないこと

→つまりジャッジしない。

6.自己決定の原則
利用者や家族の意思に基づく決定ができるように条件を整え、
その決定を支えていくこと

→援助者は情報提供するだけ。

7.秘密保持の原則
利用者や家族に関する情報を他人にもらさないこと

→第三者に聞こえる場所でも話さない。
 個人情報が載った書類の管理も厳重に。

*アメリカの社会福祉研究者 フェリックス・バイスティック
(出典:『ホームヘルパー2級養成テキスト1』日本医療企画)

明日は実習日程発表!
これからどんな1ヶ月になるだろう。
by mari8841 | 2006-03-01 22:24 | 仕事